【ひとり言】とある飲食店の閉店と、その背景

昨年から出張で通い始めた長野・上田。
そこで出会った人や場所のいくつかは、形になり、いくつかは消えていきました。
それもまた、意味のあることだと思っています。

先日、衝撃的な知らせを聞きました。

お気に入りの店

上田には、気に入って通っていたレストランがありました。
友人に連れて行ってもらったのがきっかけです。

駅から近く、新幹線の時間ギリギリまで飲んで、
急いでホームに向かったこともあります。

「まだ20年はやりますよ」

そう笑っていたオーナーの言葉を覚えています。

閉店、そして

先日、友人から電話がありました。

「あのお店、3月末で閉店なんです。閉店前に一緒に行こうと思っていたら、翌日に永眠の投稿が…」

言葉を失いました。

閉店理由としては、
シェフの体力の低下、スタッフ不足、物価高などが並んでいました。
どれも飲食店が直面している現実です。

65歳。
27年間続けた店でした。

経営の現実

円安が進めば仕入れは上がる。
人手不足で人件費は上がる。
家賃も光熱費も上がる。

個人経営の飲食店にとって、
これは静かに体力を削る変化です。

閉店も撤退も、戦略のひとつ。
理屈ではそう言えます。

けれど、人生を捧げた場所を閉じる決断は、
簡単に「戦略」と言い切れるものではないのだと思います。

まとめ

個人経営は厳しい時代だ、と簡単に言える。
でも、その裏には一人ひとりの物語がある。

市場は容赦ない。
それでも、そこに身を置くのが事業主。

改めて、生き残ることの意味を考えさせられる出来事でした。

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