中古車相場の勘違い|「輸出があるから高い」は本当か?
中古車の相場の話になると、よくこう言われます。
「輸出があるからこの車は高い」。
一見正しそうですが、実はここには大きな誤解があります。
結論
輸出があるから高いのではなく、
「輸出できる価格でしか買われていない」が正解です。
本質①:順番が逆
多くの人の認識
海外需要がある→ だから価格が上がる
でも実際は
海外で売れる価格がある
海外バイヤーはそこから逆算して仕入れる
だからオークション相場に反映されている
本質②:輸出バイヤーの動き
輸出業者は
・国内販売しない
・在庫リスクを取らない
・利益ラインが明確
つまり
売れる金額−コスト−利益=仕入れ上限
これ以上では絶対買わない
本質③:輸出されなかったら?
ここが重要なのですが、
もし輸出されなければ(海外バイヤーが買わなければ)
国内需要だけの価格になる
つまり
今の相場は「輸出込みの価格」。
本質④:為替の影響
輸出が強い理由の本体はこれ
為替(円安)
円安になると
・海外バイヤーの購買力UP
・日本車が安く見える
・仕入れ競争が起きる
結果、相場が上がる
■ よくある勘違いまとめ
・輸出があるから高い → ❌
・海外の方が高い → 半分正解
・輸出業者は高く買う → ❌
正しくは
「輸出できる価格に国内相場が合わせている」。
現場視点のリアル
オークションでは
「輸出ライン」が一つの基準になる
そこに
・小売
・業販
・在庫戦略
これが混ざって相場ができる
まとめ
中古車相場は
国内だけで決まっていない。
・海外需要
・為替
・流通構造
すべてが組み合わさっている。
相場は「日本の中」ではなく「世界で決まる」。
2026-05-03 by
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