円安でも楽観できない。オークション会場で感じる中古車相場の変化

中古車相場を見ていると、「円安だから輸出が強い」「相場は高い」という話を耳にします。
実際、それは間違いではありません。
最近のオークションでも、インプレッサスポーツやデミオのような比較的価格帯の低い輸出向け車両に、多くのバイヤーが注目しているのを感じます。
以前であれば見向きもされなかったような年式や走行距離の車にも、多くの「ウォッチ」が入っています。
海外需要の存在感は確実に大きくなっています。

相場は日本だけで決まっていない

日本の中古車市場は、もはや国内需要だけで成り立っていません。
円安の影響もあり、日本の中古車は海外から見ると魅力的な商品です。
国内では評価されにくい車でも、海外では十分な需要がある。
知り合いの外国人バイヤーは「Made in Japan」で商売をさせてもらっている、と話しています。
その結果、日本の中古車相場は世界の需要と為替の影響を強く受けるようになりました。
オークション会場にいながら、世界経済を感じることも少なくありません。

ただし、何でも売れるわけではない

一方で、最近のオークションを見ていて感じるのは別の変化です。
出品台数は増えています。しかし、落札率は必ずしも高くありません。
これはどういう状況かというと、
「欲しい車は欲しい」けれど、
「何でも買う」という状況ではなくなっています。
輸出需要はある。でも買い手も選別している。
そんな市場になっているということなのです。

難しい局面だからこそ情報が重要

相場が上がる局面は比較的わかりやすい。しかし今はそう単純ではありません。
同じ車種でも、

  • グレード
  • 装備
  • 修復歴
  • 走行距離
  • 状態

によって結果が大きく変わります。
だからこそ「人気車だから大丈夫」「円安だから高く売れる」という考え方は危険です。

まとめ

相場は日本だけで決まっていない。しかし、海外需要だけでも決まっていない。
そんな少し難しい局面に入っていると感じています。

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