【買取物語Vol.24】平成9年 ポルシェ ボクスター

久しぶりの買取シリーズです。オープンでミッドシップのドライビングを楽しめるボクスター。ケイマンとはまったく違った雰囲気を感じさせます。このオーナーさんで2代目というこの車。奥さまが「15年所有していただけれど、ほどんど乗らず、オブジェになっていました。今バッテリーは上がっているし。私は免許をもっていないので」と。そんな状況から、売却をすることになったと言います。

売却先は1ヶ月かけてリサーチ

「売却先探しは、ネットで1ヶ月ぐらいかけて探しました。検索上位の会社は大手なので、何ページもクリックして」。そこまでする人ってホント少ないですよね。車業界で検索上位に入るには多額の広告費が必要です。実際の表示を見ると大手ばかりです。それを何ページもみていただいて、ウチを見つけていただいたのは、ありがたいとしかいいようがありません。詳細は聞いていないのですが、3社から見積もりをとって、決めていただきました。やりとりもスムーズでありがたかったです。査定の日も、そのあとに書類を受け取りにお邪魔したときも雨でしたが、引取の日は快晴でした。15年乗った車を手放すのは、やっぱりさびしいものですよね。



左ハンドル、5MT、オープンを楽しむ

引取時にジャンプスターターでエンジンをかけて、エンストしないように気をつけながら、そのまま戻りました。左ハンドル、5MT、オープンの車はそうそうお目にかかれるものではありません。今度もそんな機会はないかもしれません。今は、知り合いの整備工場に預けています。今、インプレッサに乗っているお客さんに声をかけたら、めちゃくちゃ気になっていました。「でも今長野なんですよね〜」と。丁寧に乗られていた(というか、乗っていない)ため、状態はとてもよかったです。修復歴は有りと判断しましたが、それは初代のオーナーさんのときのことなのでしょう。あとはエアコンが弱いのもこの車の特徴です。古い個体は特筆すべきことではない、よくある事例ですが、この車もご多分に漏れず、という感じでした。

まとめ

買取にはそれぞれにストーリーやドラマがあります。だからこのシリーズは買取物語なのです。たいして高くもないのに、高価買取実績などと紹介するつもりもありません。多くの人に知っていただくよりも、オーナーさんにとって最後までよい思い出だったと思ってほしいなと思っています。そういう意味で、預けられたほうは緊張しますし、この仕事の楽しさであり難しさだと思っています。「また何かのときには連絡しますので」と言っていただいたことが励みになります。大手にはかなわないことだらけだけど、「人」では負けたくないなと思います。

編集後記

昨年5月から加盟に向けて話を進めていた人がいます。仕事の都合で加盟は来春になると。ただ、2月の電話を最後に連絡がとれなくなりました。そして、先日わかったことは、着信拒否をされているようで。なんだかなーと思いますよね。入ってもらわなくてよかったとも思います。「事情が変わって加盟できなくなったので」となぜ言えないのでしょうか。51歳の人がやることなんですかね、と思います。査定の場面でも、5社も6社も査定させておいて、売却先だけに連絡をして、それ以外の業者には連絡しない、という人たちも結構います。査定に来た業者にはすべて連絡するのがマナーでしょう、と思うのが業者にわがままなのでしょうか。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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