クルマ買取という仕事

クルマ買取を始めたのは、それまでやっていた出版業では、自分が望む未来は切り開けない、と思ったことがキッカケでした。と簡単に書いていますが、実際にそれを自覚するには恐ろしいこと、不安なことしかありませんでした。会社員としての経験は編集者としてのみ。それ以外のことで、それ以上の収入をあげられるわけはないと思うのが自然ですし、周囲の人もそういう反応をしていました。

ただ今思うことは、今までやってきたことを一旦ゼロにして考えることはとっても大事だと思うのです。仕事で楽しく、という発想は、むしろそういうプロセスなくしてはつかめないとも思っています。単なるクルマ好きだったという理由だけで、たまたま見つけたフランチャイズに飛び込んでしまったのです。説明会は、東京駅近くの喫茶店でした。今のように、プレゼン用の立派なスライドもなく、You Tubeもなく、代表が書いた本もなく。。よくわからないまま飛び込んたのですが、それが人生を大きく変えることになるとは思っても見ませんでした。

そのフランチャイズがいいとかそうでないとか、そういうことはここでは問題ではないです。ゼロベースで考え、明るい未来を想像(妄想?)することが今までの仕事経験ではないことだったのです。会社の仕事や上司に、またまたお客さんに対して愚痴っている人、フリーランスでありながらもクライアントに振り回されている人が多いなということに気づきます。かつては自分もそうでしたけど、そうでない世界があるということが知らせてもらった気がします。

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