【買取物語Vol.31】平成25年 トヨタ アルファード
この車は以前買取させてもらった人がお店をやていて、その隣の方に声をかけていただき、買い取らせていただきました。お隣の方もお店を経営されていました。自分が査定をしていると、「クルマやさんでしょ?うちのも見てくれる?」と。査定を終わらせてから寄らせてもらいました。会社のトラックが2台ありました。「配送辞めるから」とのこと。さらに「自分のクルマを見てもらおうかな」ということになり、後日伺うことになりました。
突然やってきた買い替えのタイミング
新車で買って、いろいろ手を入れてきた様子が伺えます。会社のほかの人達からは「ヤンキーぐるま」といじられていましたが、本人はとっても気に入っている様子。でも「そろそろ飽きたし気分転換に乗り換えようかな」と。「買い替えのタイミングってそんな感じなんですね?」と聞くと、「こういうことでもないと買い替えないから」と。満足なクルマだったのに、隣の店に買取業者が来ていたから、査定をさせて、買い替えちゃうってなんだかすごい展開だなと思いました。
次に乗る人への配慮と業者への心遣い
金額ついては、「だいたいそんなもんでしょ」と納得していただき、迷いはまったく有りませんでした。引取り行くと、次の人へ渡すようにと、いろいろ整理してありました。カスタマイズしたときに外したノーマル品もわかるように、車内に丁寧に積んでありました。そして、帰りにお店の品物である、メロンを最後に手渡してくれました。「まだまだ食べごろじゃないからね、ちゃんと待ってるんだよ」と。楽しい会話でした。その人自身も「業者として見られることもあるし、商売は大変だよね」と。最後の最後まで、気分よく、明るい商談の現場はホントにありがたいなと思います。
まとめ
クルマの買取の現場は、その人柄が大きく現れます。本来であればまったく気を使う必要のない業者との対応で気遣いができることこそ、その人の人柄が現れるのだろうと思います。自分も学ばないとなと思います。最近、金額も引取の日にちも決まっていたのに、あまりにも失礼な態度だったので、「このまま取引進めます?」とお聞きしたら「そんなんだったら別に売らなくていいよ」とのことだったので、やめることにしました。この仕事をし始めて初めてのことです。まあ、相手も失礼な業者だと思っていると思いますが。それこそ縁がなかったということなのでしょう。いろんな人たちをお会いすると、自分の進むべきが定まってくる感覚がありますね。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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