【小規模事業者】業者に協力してもらうために気をつけるべき2つのこと
連休ですが、いつもどおりの日々です。今日は最終日ですね。この仕事はいろんな業者さんたちの協力で成り立っています。整備工場、レッカー業者、解体屋さんだけでなく、洗車、リペア、コーティング、ガラス補修などもお願いするところがあります。今はだいたい依頼するところが決まっていますが、最初からこの人たちが周りにいたわけではありません。いろんな業者にお願いした結果、今の人たちがあるのです。いろんな勉強代を払った末とも言えます。
①値切らない
自分が業者に仕事をお願いするときに気をつけていることがふたつあります。ひとつは、値切らない、ということです。業者だから、お客だからと言って、えらそうな態度をとる人たちがいますが、そういう態度はまったくの逆効果です。相手から言われた金額から一切交渉はしません。値引きを迫ると、その業者の実力がわからないからです。初めてのお客に、価格交渉されたら、引き受けてくれたとしても、やる気もなくなるというものです。なので言われた金額でお願いします、ということにしています。
②すぐ払う
もうひとつ考えることは、仕事をやってもらい、請求書をもらったら、できるだけ早く払うということです。納品されたものをきちんと見てから、とか考えているとあっという間に時間が過ぎてしまいますし、(最低限のチェックはするものの)仕事のデキにかかわらず、払わなくてはいけないものです。納得がいかない仕事、納得のいかないやりとりだったら、次に依頼しなければいいだけのことです。
経理のセオリーを守ってもうまくいかないわけ
ビジネス書には、資金繰りについて、もらうのは早く、支払いはできるだけ遅く、みたいなことが書いてあることがあります。キャッシュ・フローの観点からすれば、それが正しいかもしれないですが、それは数字だけの世界での話です。仕事には相手がいるわけで、小規模事業者の仕事に対して前のめりになってもらうためには、支払いを早くしたほうがよいのです。早く払うことのもう一つのメリットは、現在の会計が把握できるということです。すべて現金で払っていたら、なくなっているだろう残高なので、そのタイムラグをできるだけ無くすということです。クレジットカードを使いすぎて、引き落とし時にびっくりした、来月が苦しくなった、というのは誰もが経験することです。クレジットカードの支払いも当然ありますが、定期的にネットで確認するようにしています。現時点の数字を把握するためにもすぐに払ったほうがよいのです。
まとめ
以前知り合いの車の車検の手伝いをしたときに発行した請求書はたまたまとある月の1日でした。その知り合いは支払いをすべて月末にまとめているようで、こちらの支払いもギリギリ最終日に振り込まれた記憶があります。大きな会社のルールであれば納得ですが、自分の事業をしていて、自分が振込すればお互いが気持ちよく仕事が終われるのにな、と思いました。個人事業はそういうところも人間性がでるなと思います。小規模事業者が周りの業者さんたちとよい関係を築くには値引きしない、すぐ払うが基本だと思っています。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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