小規模事業はどうマーケットを確保するか?
ビジネスは集客だと思う。どんなに良さげなサービスを思いついたとしても、どんなにユニークなビジネスを考えたとしても、認知されなければ集客にこまることが必死だ。サービス提供者、作り手の視点が強いと、「差別化」にこだわった結果、誰も知らないビジネスをひっそり展開することになる。自ずと、そのサービスの広まりは遅々として進まず、そのうちに当初のモチベーションも下がり、ほかのアイディアを試したくなったりするだ。
小規模事業が大手の力を利用するには
小規模事業はどの分野でも大手との戦いがある。ただ、大手と同じ土俵に立つことで有利なことがある。それは何か?そのサービスは大手の広告力・宣伝力で多くの人に認知されているということだ。もうひとつは大手が入り込むにはそれなりのマーケットがあるという証にもなり得る(100%というわけではないが)。大手との戦いを避けたいというのは本能的に思うことかもしれないが、ユニークなビジネスの認知は思ったより大変だと思ったほうがいい。マーケティングやSNSが強い人たちはそこをキチッとやっている。それが立ち上げの肝だし、成長の成否を握る。どの事業もマーケティング志向から始めなければならないのだ。
大企業との違いは何か?
立ち上がったとしても、集客への投資は怠ってはならない。リピートのお客さんが増えて新規客はとりあえずいなくても大丈夫、であってもだ。リピートがいなくて新規客が必要であればなおさらだ。ただ、小規模のサービスは大手の力を借りることができる。「◯◯という大企業と同じサービスだけど、小規模は◎◎が違う」ということを伝えることがまず第一。車買取は良くも悪くも大手がよくないニュースで世間を賑わしてくれたため、より多く人たちの関心事になったと思っている。
まとめ
「その大手とは違う」と思ってもらうには、最終的には事業主が商品となるのだ。「◯◯さんだから取引したい」「△△さんの知見をお借りしたい」などと言ってもらえるのが目標だ。それをひとりでも多く作ることが立ち上げ当初には必ず必要。サービスの中身を良くすることももちろんだけど、集客への意識は高く持ち続けなければいけない。マーケット内のポジションニングはとっても大事なのだ。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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