【車買取】業者の気持ちの核心をついた交渉術

ウチの買取業お客さんでリピーターさんは多いのですが、いつもこの人のコミュニケーションはうまいなと思うので、今日はそれを紹介します。仕事柄、いわゆる「高級車」ばかり乗っている人なのですが、売却するプロセスは3段階にわかれます。

売却は3段階で進める

第一段階「今、俺が乗っている車の相場っていくらぐらい?」とLINEで聞いてきます。こちらは「今」だと「◯◯◯万〜◯◯◯万ぐらいですね!」と伝えます。その後、しばらく時間が経って、「今だと、あの数字は変わる?」と聞いてきます。こちらは、確認してから「かわらないです」とか「かわります。◯◯◯万ぐらいになります」と返信。しばらくしてあの話はなくなったのかなと思っていると、「◯◯月に売るから、ガチ査定してくれないですか」と要請がきます。ここで初めて実車をみることになります。

「ガチ査定」という言葉

車を見たあとに金額を出すと「これガチ査定だよね、了解!」と言って、その場は終わります。数日後に、「あれ、売るから、◯月◯日夜来れますか?」みたいなLINEがきます。それからのやりとりは極めて実務的に終わることになるのですが、この3段階はこの人なりに考えたものなのだと思います。「売るかどうかわからないときに、人を動かしたって、どうせ本気にならないでしょ、仕事なんだから」。なんともこちらの気持ちの核心をついてきます。「本気の金額を出してもらうんだったらこちらも準備をしておかないと」。この人が乗る車は、だれがどう考えたって、どの業者もほしいものばかりなはず。ここまで信じてもらったら、へんなことはできないというものです。

まとめ

こういう人とお付き合いできるのがこの仕事の楽しさ、ありがたさです。このコミュニケーションはホントに真似したいと思うようになりました。もともとは4〜5年前ぐらいに、一括査定で登録してきて、お会いしたのですが、そのときは、大手に売却することにしたとおっしゃっていましたが、それ以降はなぜか毎度声をかけていただいていて、買取金額は自分のお客さんの中ではダントツのいちばんになっているのです。他方で、「ディーラーで修理すると18000円なのですが、吉田さんのところに依頼するとやすくなりますか?」みたいな人もいたり。人それぞれを実感するのです。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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