【車買取】価格交渉するお客さんと業者の関係

売るときでも買うときでの価格交渉する人はいるものです。価格交渉する人とそうでない人がいると言ったほうがいいかもしれません。状況によって変化するというよりも、基本的にどういう価値観をもっているか、どうかで決まるといってもいいかもしれません。

買取業者の意味ないパフォーマンス

買取の現場では、業者が最初の金額から上司に交渉し(たように見せかけ)て、長い時間かけて買取金額をあげるケースがあります。業者は買い取りできてハッピー、お客さんも高く買い取ってもらってハッピーというのが落とし所となります。「それだったら最初から金額をだせばいいのに…」と思うかもしれませんが、価格交渉好きな人たちは、最初の提示から上げてもらったことに意味を感じるわけです。そうなると、業者も当然、最初からベストプライスを出さずに交渉の余地を残した金額を最初に提示することになります。それからがパフォーマンスの始まりです。延々と時間をかけて上司に交渉して、オーナーさんには絶対に売ってもらうことを確約させて、金額を出して、その場で契約をしてもらう、という流れになります。通常であれば30分の査定時間が3時間になるケースもあります。

価格交渉好きな人が陥るわな

そこに僕はどれだけの価値があるかわからないですし、30分で終わりにさせて、次に向かったほうがよっぽどお客さんのためだし、こちらも生産的だし、と思うのですが、理屈と感情は違うなと思ったりもします。価格交渉好きな人はそれに付き合う業者とやりとりすればいいなと思います。一般的にはそれは大多数かなと思ったりもします。業者だって、それを知っているので、最初はめっちゃ安めな金額を出して、引き上げたところで、契約にこぎつけてしまえば、買い叩いたも当然な価格なわけです。

小規模事業者にとって大事なもの

ただ、小規模事業者の買取業はそこに付き合っていたら、何もかも消耗・消費します。なにより自分が大事にしているのが、時間です。現場に到着して、金額を出すための時間、お互いの事情を把握するための時間、フォローアップの時間を最短にする意識でなけばなりません(話が盛り上がればその限りではないですが)。その中でどれだけストレスのないコミュニケーションができるかにかかっているのです。価格の上げる出来レースに参加するつもりはないのです。/

まとめ

80%対20%の法則はここでもいきていて、そういう価格交渉好きな人、金額を上げたことだけをもって「業者ががんばってくれた」と評価する人が大半だとは思います。ただ、同時に、相手にとっては、そういうお客として認識されてしまう、という事実もあるわけです。自分がお客さんになった場合に、業者にそういう見られ方をすることは大きな損失だと思うわけです。こういう話は分かる人でないとわからないです。でもわかる人と丁寧にお付き合いさせてもらえれば、この仕事は生き残れるのです。誰も知らない個人事業としての買取業の話でした。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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