【中古車売却】査定金額、高い・安いの根拠は何?

円安が進み、政府がGWのさなか、8兆円規模の為替介入をしたことが報じられていました。ただし、効果は限定的。というか、「円高誘導」との評価もあります。3回にわたって9.2兆円規模で実施した2022年のときとは大きく様相が異なっています。為替レートは、相場に大きく関わることだけに、今後も注視しなければと思います。GW明けのオークションは今日から本格的にスタートしています。

なぜ高く売れるのか、の明確な理由は?

 買取業者のCMを見れば、「新車納期の遅れ、半導体不足、円安での輸出増などで、車が高く売れる」という宣伝文句が飛び交っています。ひとつひとつに事象は間違っていないですが、それが査定額にどのぐらい影響があるかを語っている業者はありません。何をもって「高い」と判断するかは本来難しいところですが、業者のトークでそう思ってしまって売却してしまうケースもあります。

「高い」から売却してみたところ

先日、あまり付き合いのある人ではない知り合いから連絡がありました。存在は知っていたけれど、まともに話すのは初めてのような。話を聞けば、「トヨタ勤務の友人がいて、その人の口利きでランクル250を契約した、納期がよくわからないけれど、気軽に一括査定サイトに登録したら、めちゃくちゃ業者が食い付いていて、今だったら高いを熱弁されて、売ってしまった。乗る車がないのだけど…」という内容でした。「今だとこの金額は出ませんよ」「税金は今だったらこちらで負担できますので」みたいな言葉にも心揺らされたようです。



車は生活のインフラという当たり前の事実

どうしてそういう判断をするのかよくわからないのですが、結構こういう話って多いような気がします。車を投機対象として考えていれば、それはそれでいいのでしょうけれど、生活のインフラだとすれば、その判断はどうなのか?と思ってしまいます。「つなぎの車があれば」といいますが、軽自動車では家族がNGらしいし、いつまで借りるかわからないし、そんな便利な業者はいないよね、と思います。ただ、家族の不便さを想像してしまいます。。

高い金額を提示するのは楽な仕事

高ければ売るというお客さんは実は業者にとって、対応しやすいのも事実です。いかに高く思わせるかに注力すればいいだけのです。長時間粘るのもそういうことです。自分がやりませんけれど。一発で数字を出すと、頑張って金額を出した感じがでないので、安めの数字から言う、みたいな人もいます。頑張った姿勢を見せるためには、「上司と交渉した演出」が必要です。一度、会社に電話をかけているふりをして、その場にいた別会社の知り合いに電話をかけているところを目撃したことがあります。そんなことをやっているからまともな業界だとは思われないのです。自分は我道を行くだけですけど。

なぜそんなに提示金額が変わるのか

モノには適正金額というものがあります。それは業者が決めるものなので、お客さんは「それはホントうなのか」「安く叩かれていないだろうか」と疑心暗鬼になるのですが、あまりに金額が上がっていったら、最初の金額は何なのかということになります。自分だったら、高くなったことに喜びを感じるのではなく、最初の低い金額を出したことに不誠実さを感じてしまいます。

まとめ

さきの知人のその後の動向はわかりませんが、そもそも高いって何なのかと思ってしまいます。「高く売れた」の意味が、他社より高いこと、交渉して値が上がることであれば、正直言うと、それは業者の言いなりになってしまうかもしれません。最終的には人と人とのお付き合いだなと思っています。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

査定の問い合わせはこちらまで。ハッピーカーズ大田田園調布店をよく知りたい方はこちらまで。

by
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です