【小規模事業者向け】将来の事業展開をどう描くか

日々、フリーランスであったり、小規模事業者の人とお会いする機会が増えています。そういう人の話を聞くと、立場や性格によって、仕事の進め方はさまざまだなと思います。フリーランスに限らず、仕事の仕方は、①のような「委託ビジネス」と②の「見込みビジネス」のふたつに分かれると思っています。

委託ビジネスか、見込みビジネスか

①発注主がいて、そのから何かしらの依頼を受けて、作業をする人

②広告などをかけて、自分の専門性やサービスを幅広く知ってもらって集客する人

どちらがいいか、悪いかという話ではなく、自分はどちら側のパターンの人なのか、ということを最初に考えるべきと思っているのです。まず考えるのは、①のパターンでしょう。仕事をもらえそうなところに行って、話をして、発注してもらうパターン。これが作業をすれば、報酬がもらえるだけに、安心感があります。②の広告をかけて集客となると、実際にどれだけの予算が必要で、どれだけの集客が見込めるか、などとはわからないものです。スタート直後は、特にちょっと大きなお金をかけずらいという気持ちもわからないではないです。

見込みビジネスで効果のある広告パターンを見出すために

ただ、最終的には、この広告パターンも経験しておいたほうがよいと思うのです。広告の出し方にある一定の成果が出るパターンをつかんでしまえば、ビジネスとして強くなります。仕事をすればするほど、発注主への依存度が強い場合は、なかなかそこからの脱出が難しくなりますし、単発の仕事の連続であれば、事業展開も限られたものにならざるを得ません。どちらがいいか悪いかではなく、どちらが向いているか、でスタイルを決めたほうがいいということです。

まとめ

簡単にまとめてしまえば、①はとりあえず安心のモデル、②は展開のモデル、と言うことができるでしょうか。小規模事業者は、広告費をかけたところで成果が得られるとはかぎらないですが、それでも継続的にだしていくことで、成果が出ることも多いのです。どれだけの媒体に、どの金額で、どの期間出せばよいのか、がまさに経験をしないとわからないことなのです。理想を言えば、①と②を組み合わせるのがいいかもしれませんが、そのバランスこそが、その事業主自身が考えるべきことなのです。事業として、将来像を描くときに知っておいたほうがよいポイントかもしれないと思うのです。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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〜小規模事業の集中と分散の極意〜

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