お客さんとの飲み会を企画するということ
昨日はお客さんふたりと会食。配送業をガッツリ経営しているAさんと、新聞販売店を経営しているBさん。AさんとBさんは面識ないけれど、自分がそれぞれに声をかけて集まってもらった。こういうことはよくやること。引き合わせるのは誰でもいいわけではなく、お互いがお互いを知ったらなにか起きるかも、ということを念頭においている。今回は、Aさんはドライバーを探しているし、Bさんは新規の事業として配送事業を始めたばかりのところだったからだ。Aさんから自分の事業内容を説明し、Bさんがそれに対して質問するという形が多かった。お互いがお互いに興味をもっている感じ。よい時間だった。
自分の感覚で人選
こういう企画は、ただ飲んで終わり、という会には絶対にしないというのが僕の中での大前提。楽しかった、行ってよかったと思ってもらえるよう、呼ぶ人を考えているのだ。お客さんが興味のもっている事業をやっているとしても、それだけではお誘いするわけにはいかない。なんとなく合いそうだなという感覚に基づいているのだ。今回はBさんが配送業について知りたそうだったので、Aさんをお誘いしたという感じ。なんかいい感じになればいいなぐらいの感覚でお誘いした。でも自分がその場をつくる、と思うことが大事なのだ。せっかくの時間をさいてもらっているのだから自分の愚痴とかは言わない。それはどの会でも同じことだけど。今まで、こういう場からお客さん同士で仕事になったりしたこともあるし、さらに別の人を紹介するみたいなことに発展したケースもある。
企画は参加者がいるからこそ
お客さんからすれば、ただの買取業者から飲み会に誘われることなど稀だと思うし、現に「よくこういうおもしろい会を企画しますね」と言われることもよくある。出会いはお客さんだけど、自分の中では仲間みたいな感覚になっていることが大きいし、そもそもは、単なる業者からのそういう誘いに参加してくれる人がいるから、そういう会が成り立つのだ。こういうゆるいつながりが大きな力になることがあると肌で実感しているからなんの躊躇もなく僕はお誘いできる。お客さんからすれば、僕以外知っている人たちがいない、という状況を楽しめるかどうか。気が進まなければ断ってもらって全然OK。なんとなくピンときた人たちの集まりなのだ。買取業の出会いは実に多様。買取で終わりになるのか、仲間になってもらうかどうかも自分次第なのだ。こういうことはやってみないとわからない。この仕事を始めてから、つながりの大きさを感じさせてもらっている。
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