【独立・起業】消極的選択で明るい未来があるのか
説明会で「再雇用や雇用延長を考えたけど、だいぶ給与が下がるので、独立を考えた」と、参加の理由を語る人が多い。条件を聞いてみると、初任給ぐらいではないか、というレベル。それを知って生活できない、とか、今までの経験をそんな安く利用されるのは不本意だ、という気持ちがわくのも自然なことだ。
消極的選択で明るい未来があるのか
ただ、多くの人がその道を選択するのも事実という話も聞く。それを選択するしか道はないから、という消極的理由のようだ。会社にいれば、定年が来るし、定年がくれば、仕事はなくなるというのは、当たり前の事実なのだけど、雇用延長などという制度があることが、その当たり前の事実に対する感覚を鈍らせる。会社側の、「どうせこれから働く場所なんかないでしょ」という裏の声も聞こえてきそうだし、経営を考えれば、若い世代に投下したいというのも合理的な判断だと思う。
不本意な将来を前に何をするか
言いたいことは、いつかはやってくる不本意な将来がわかっていたとしたら、それを回避すべく準備するのが取るべき道だし、定年を待って、やりたいことをやる、という気持ちになれるのがベストなのだろうけれど、多くの人たちを見ているとそんなに簡単ではないことがわかる。仕事が終わったあとに、何をするか、って大きなテーマだと改めて思うのだ。
まとめ
「自営業は定年がなくていいね」という人も多いけれど、その道は誰にでも開けているし、そのための努力や準備をしなかった、ということの裏側だ。自分で事業をするとは、自分のライフスタイルをいやでも考えざるを得ず、リスクを勘案しながら、投資とリターンを得ることだ。それを自分で決められることに自由があるし、その自由は、思うようにいかないことを何度も経験するからこそ得られるものなのだ。
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〜小規模事業経営の集中と分散の極意〜














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