たまには業者目線で考えよう。あなたは常連さん?一見さん?
自分が事業をやるときに、業者選びはとても大変なことだと思っています。よく言われるように、何をやるか、より誰とやるかのほうが大事だからです。良い人が見つかれば、長いお付き合いとなるし、そうでなければ一回のお付き合いで終わることになります。
業販価格はどうやった出してもらえるのか
自分もいろんな人達に支えられていますが、その人たちとの関係は簡単に築けたわけではありません。最初の段階から、値引きとか相見積もりとかはもってのほかです。小さな仕事からお願いをして、少しずつ少しずつ、お願いできる仕事が増えていくのです。逆のしかりであって、むこうからしたら一見客なのか常連客なのかによって対応は変わると思うのです。対応はもちろん条件も変わってきます。簡単に言えば、最初は定価で請求されていたものを、何度も仕事をお願いしていくうちに、業販価格みたいなものを適用してくるのです。先日もガラスリペアの修理に依頼をしました。長いお付き合いですが、最近は、こちらが何も言わなくても、「業販価格にしておきましたよ」などと言ってくれるようになり、ありがたいなと思うのです。
事業主は資金回収までが仕事
もちろんこちらとしては、日頃の挨拶は当たり前だとしてもも、こちらからは値引きはしないし、請求書を出してもらったらすぐに振り込んだりということは意識的にやっています。カードで払えればいいんですけど、とかつて話をしたら、カード払いが可能になった業者もいて、より払いやすくなりました。会社員やサラリーマンはわからないかもしれないですが、事業主は資金回収までが仕事なのです。仕事終わってからの請求なのでそこでもらえなければいろいろなダメージがあります。その不安をできるだけなくすために早く支払いをしているのです。
業者におすすめ業者を聞いても思い通りにいかない理由
そうやって気付いた業者との関係なのに、「どこかいい業者はいない?」と聞いてきた人に、その業者をお伝えしたら、それをいいことに自身で直接業者に連絡をとって依頼するみたいなことをする人がいます。僕のおすすめではありますが、業者からしたら、ただの一見さんです。僕に請求書を出せるので、そいういう対応、そういう条件なわけです。一見さんに出す請求書とは明らかに違いますよ、ということは知っておいたほうがいいと思うのです。
まとめ
最安値の業者を探すのであれば、ネットが便利です。そうではなく、安心感や信頼感も大事だからこそ、業者間では紹介が多いし、業販価格なるものが存在するのです。たとえばですけど、何年に1回くるかどうかのお客さんと、1ヶ月2〜3件仕事を出してくる業者とは対応は絶対に違います。世の中はそうやって回っているのです。僕としては、僕がおすすめする業者であれば、自分に依頼したほうが安くお客さんに提供できるのですが、中間マージン取られるよね、という発想の人が業者だけ聞き出して直接持ち込むのです。それは満足がいかなかったとしたら「あなたは一見さん」だからなのです。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
コメントを残す