日経平均6万円時代、経営者は何を考えるべきか

日経平均が6万円台に乗る。ニュースだけ見れば「景気がいい」と感じるかもしれません。でも、経営者としてこの状況をどう捉えるか。
ここで差がつきます。

結論から言えば「単なる好景気ではない。インフレの進行」です。

株価上昇=ビジネスが楽になるわけではない

株価が上がると、空気は明るくなります。
消費も少し強く見えるかもしれません。

ただし、現場で起きていることは逆です。

・原材料費の上昇
・人件費の上昇
・物流コストの上昇

つまり、コストは確実に上がっている。
値上げや倒産のニュースは後を絶たないのです。

売上が伸びているように見えても、
利益が削られているケースが多いように思います。

インフレは「売上が伸びる罠」

インフレ局面でよくあるのが、「売上は上がっているのに、儲かっていない」
という状態です。

単価が上がれば売上は伸びます。
でも同時にコストも上がる。

このバランスを見誤ると、
「数字は良いのにお金が残らない」状態になります。

経営者が見るべきは「数字の質」

この時代に重要なのは、売上の大きさではなく「質」です。

具体的には以下の3つ。

① 付加価値を上げられるか

こういうときほど付加価値を上げることを考える。
これができないビジネスは、インフレで確実に苦しくなります。

② 利益を守れるか

粗利率が維持できているか。
売上が伸びても、ここが崩れていたら意味がありません。

③ キャッシュを残せるか

最終的に残るのは利益ではなく現金です。
キャッシュフローが崩れた瞬間、会社は止まります。

「売上より利益、利益よりキャッシュ」

経営の優先順位はシンプルです。

・売上より利益
・利益よりキャッシュ

この順番を間違えると、どれだけ売上が伸びても意味がありません。むしろ、規模が大きい分だけダメージも大きくなります。

攻めより「設計」が問われる時代

インフレ局面では、「どう売上を伸ばすか」よりも、

どう経営計画を立てるか
が重要になります。

・価格戦略
・原価管理
・キャッシュフロー管理

ここを整えられるかどうかで、同じ環境でも結果は大きく変わります。

好景気でも潰れる会社の共通点

インフレ時代に潰れる会社には特徴があります。

・値上げできない
・コスト管理が甘い
・キャッシュを軽視している

つまり、環境ではなく経営の設計ミスで崩れている
ということです。

まとめ

日経平均6万円は、確かに一つの節目です。
でも、それを「追い風」と捉えるかどうかで結果は変わります。

経営者がやるべきことは以下の4つ。

・自社の強みを再認識すること
・付加価値を高めること
・数字の質を見ること
・キャッシュを守ること

この4つができれば、
インフレはリスクではなくチャンスになります。

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