結果を出す人の思考は不動産でも同じだ

我が家の不動産プロジェクトが進んでいる。妻の一棟アパート購入計画だ。銀行との交渉を経て、融資の契約が先日終わったところ。以前別のサイトでも書いたけれど、このプロジェクトは知り合いの工務店の社長から話をもらったものだ。いわゆる未公開物件というやつ。工務店がもっている土地にその工務店が収益物件を建て、それを購入するという計画。社長との飲み会の中で話が出て、翌日、即見に行って、話を進めた、という経緯。その社長もスピード感を気に入ってくれた。

お金持ちほど決断は早いという現実

金持ちほど高級車の商談ははやいというのはクルマ業界ではよく知られたことだ。ある俳優さんの付き人からBMWミニの査定をさせてもらったときに、次のクルマ(ポルシェ)の商談に同席したときの様子を聞かせてくれた。「オプションの付け方がヤバかったです。営業マンから説明を受けて、即、いる、いらないを決める。いる、っていっても100万円単位ですけどね。あっという間に決まりましたよ」。高いものだからじっくり検討するというのは理にかなっていない。ほしいとなれば即その可能性を探るのがこういう人たちの特徴なのだ。お金があるから即決められるというものでもない。そういう決め方をするからお金持ちになるのだ。

結果が先か、思考が先か

そういう話を知っていたので、どちらにせよ、判断は早くしたいと思っていた。NOの返事ほど、先方にとってははやいほうがいいというものだ。多くの人が長い検討の結果、いろんな言い訳をして「やっぱりやめる」というけれど。説明を受けて「考えますね」という人は実際は「ほとんど考えていない」。その思考の違いが、大きな結果の違いを生む。将来の明るさが格段に違う。即決と融資を受けることから生まれることだ。背負うものなしに、大きなものを得ようとするのはナンセンスだ。そのリスクを最小限にするには、信頼する人の話をよく聞くことだ。そういう考え方を身につけないと結果はやってこない。

今回のことで、工務店とのお付き合いは大小含め5回目となった。社長とはその中でいろいろな感情があったけれど、今は不動産プロジェクトはこの人しかいないと思うようになった。信頼関係を築くのは本当に大変なことだと思う。

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