自分の事業のために働くというシンプルな動機

ひとりで組織から離れて仕事をし始めるときに、いちばん手っ取り早いのが、どこかの会社からの受託事業になる。軽貨物とかウーバーイーツとかがわかりやすい例。手軽に副業を始めたい人、人とのコミュニケーションが煩わしいと思っている人に刺さる文言でドライバーの広告を出している。好きな時間に、好きなだけ、働けるように謳っている。受託とか請負の規模とか形態はいろいろあるけれど、基本的には発注元のビジネスのお手伝いをする形になる。委託とか請負とかもその構造はほぼ同じ。個人事業主と言っても、労働時間を切り売りしているのは会社員と変わらない。発注元からすれば、保険などのコスト、お客さんに対する責任や雇用などを軽減させることができる都合のいい形態。非正規雇用が増えているのは企業側からすれば当然のことなのかもしれない。

ストレスか、やりがいか

自分の事業の考え方は委託とか受託とかとはまったく真逆だ。誰かに働いてもらって自分の事業を展開するということ。人を雇わなかったとしても、自分の事業のために、自分が働く、という極めてシンプルな構造になる。誰かのために働くのか、自分のために働く。この違いは明らかに大きいのだけど、そのことを真剣に考える人は多くないのかもしれない。会社で感じたストレスが、自分の事業だと乗り越えるべきハードルと思えるようになるというのは当然のことだ。最終的には誰もが自分の幸せを願っているのだとしたら、その感覚はとっても自然なものなのだ。

誰のために何をしているか?

世の中には委託や受託で満足が得られないのに、自分の事業に進まない(進めない)人も多い。言われたことをやり続けたり、もらえる給与が当たり前のことだと思う始めると、進めなくなるのも無理はないのかもしれない。ただ、人生の幸福感とか仕事に対する満足度を上げるには、最終的には、自身の事業をやるしかないと思っている。組織から離れてひとりで働くといっても自分の事業を始めている人と委託されている人とさまざまだ。今の仕事は誰のために、なぜそれをしているのか、もっと明るい未来を切り開くことはできないのかを、ゼロから考えてもいいのかもしれない。お金がない、自信がない、時間がないなどをNGワードにして。

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