【FC加盟】最初の一歩を踏み出すときに考えるべきこと
今月は加盟検討者への説明会を数多く開催しています。過去最高かも。どの人も将来の自分に不安を感じて、「何か」を探しています。かつての自分もそうだったので、その落ち着かない気持ちは理解できます。特にフランチャイズに入るとなると、本部はまともなところなのだろうか、とか、フォローはしてくれるだろうか、お金は余計にかかったりしないだろうか?などなど思うことはたくさんあります。その不安をどう向き合うかを考えてみます。
今の生活の何が不満・不安なのか
新しいことをやるには、なんでもそうだと思いますが、不安だし、億劫だし、さらに大きな出費も重なると、より行動が遅くなります。家族や身内にも理解してもらわないといけません。より検討をすることになります。実はこの「検討」がやっかいなのですが、一気に決められない事情もわかります。検討するときに大事なことは、今の生活の何が不満・不安なのか、ということです。それを書き出すことから始まります。当たり前のことですが、新しいことはその不満や不安が解消されるものであることが必要です。これがないといろんなことを検討して、結局決められないことが多いです。
経験者はホントのことを言っているか?
不満や不安が解消されるかどうかは、経験者に聞くのがいちばん早いです。そのときに大事なことは、その人がホントのことを言っているか?どうかです。いいことしか言わないのは論外。どんな大変さがあり、苦労があるのかを聞くことが必要。その上で、その努力をした人にはどんな未来が待っているかを知ることが大事なのです。いきなり明るい未来を語る人がいますが、「いやいや、その前にやるべきことを話してくれ」と思ってしまいます。
夢ばかり語るのも、突き放すのもNG
中には、「自分次第だから」「自分基準だとこれぐらいやれる」みたいなことを言っている人を見聞きしたことがありますが、まずは加盟店の目標を提示するべきだと思うのです。夢ばかり語るのも問題だけど、「自分次第」といきなり突き放すのも問題です。そのさじ加減が難しいですが。
まとめ
いずれにしても、説明する側としては、リアルをお伝えするしかないです。背中を押しつつも、駄目だと思ったら、お勧めしないことも必要です。明らかにこの仕事に向いていないと思ってしまう人もいるんですよね。「お金は結果」という言葉の意味はなかなか伝えづらいですが、最終的にはそのことにどれだけ気づいてもらえるかが説明会で大事なのだと思います。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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