【FC選び】事業の概要を把握するために考えるべき2つのポイント

日々、査定や打ち合わせ、会合などで、自分が知らない事業を展開している人たちの話を伺っています。事業の概要を把握しているときに、気をつけていることがあります。これだけ覚えておけば、トンチンカンな質問をして、相手をがっかりさせないのでは?と思っています。

お客さんはどうやって探すのか

まず、大事なことは、お客さんはどうやって見つけるか?ということです。飲食店であれば、地元の人たちへの認知、ホットペッパーやぐるなび、食べログなどのポータルサイトということになるでしょうか。賃貸物件をもっていて、入居者を探すとなれば、不動産屋さん、ということになります。その不動産屋さんが、ポータルサイトに掲載してくれるはずです。車の販売であっても、展示場にお客さんを呼び込むか、車を販売するサイトに掲載して問い合わせをもらう、というのが一般的でしょう。事業の経験が長い人は、今までのお客さんネットワークでリピーターになってもらったり、紹介があるケースも多いでしょう。あるいは、フランチャイズ本部が、お客さんを紹介してくれるケースもあります。いずれにしてもどうやってお客さんを集めるか、そしてそのお客さんの数はどれぐらいが適切かということを考えるべきです。集めるかというより、探す、といったほうが適当という場合もあります。探客ですね。

価格設定の自由はあるのか

次に考えるべきことは、売価と原価の差額です。いわゆる利益です。売価設定の自由はあるのか、仕入れ原価を自身がコントロールすることがデキるのか?ということです。市場とか相場という概念はさておき、それが自分で決められたほうが事業の展開がしやすいということです。下請けの場合は、原価も売価も決められていることが多いかもしれません。自由に設定できる、とするのであれば、それはどういうビジネスなのか?競合他社はいるのか?ということも考えなければなりません。車買取は、お客さまからの買取金額+経費が仕入原価に相当するわけですが、それが自分で決められるのかどうかは事業展開をする上で、大きな要素と思っています。だいたいこの2つの観点から事業を深堀りしていくと、なんとなくの概要が見えてくるような気がします。一般的に便利で質が高くて、安くて、というが求められることではあります。

まとめ〜人間性がどこで発揮されるのか?〜

とはいえ、製造業でもない限り、最終的な要素は、「人」で決まるのも事実だと思っています。その人と取引をしたいのか?ということです。と思ってもらえるかどうかです。この人がやっているお店だから行ってみようかな、どうせ同じ金額だったらこの人から買いたい、とか、人の消費者行動としては、人の要素が少なくないと思うのです。コンビニやファミレスばかりで買い物をしていると気づきにくい観点かもしれませんが。事業を見るときには、探客+価格設定の自由に加え、人間性がどこで発揮されるかどうかです。それを気づくと出会いとか縁を大事にしたくなるのだと思っています。車買取だとしてもまったく同じことなのです。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

査定の問い合わせはこちらまで。ハッピーカーズ大田田園調布店をよく知りたい方はこちらまで。

by
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です