赤字決算の中小企業は70%!赤字がダメな当然すぎる理由

事業は黒字にすることが死守すべき目標なのだけど、そうはいっても、赤字になることも多く、中小企業に限って言えば、70%が赤字決算、というデータもあるようです。だいぶ前ですが、会社員のときに、ずっと赤字の会社に勤めていたことがあります。そういう会社に転職してしまったのですが、おどろくほど社員の士気も、経営陣の統率力もなかった記憶があります。赤字になれば、会社の存続が危うくなる、ということは誰にでもわかることですが、当事者たちは、誰もがその立て直しは自分の仕事ではない、と思えるように振る舞っていたのが印象的でした。

社員を資源だと思えない最大の理由

赤字の最大のデメリットは、社員の人件費をコストだと思い、社員を大事にしないことにあると思います。大事にしないどころか、退職を願っていたりもします。かといって、自社でリストラする勇気も決断もなく、だらだら時間だけが過ぎていくのです。そんな状況下では新たな投資もできません。あきらかに明るい未来のない事業なのに、それに見切りをつけることもできず、新規事業をスタートさせることもできず、ジリ貧という言葉がぴったりなのです。

事業は黒字にしなければいけない理由

黒字になれば、再投資をすることができます。どこにどれだけの投資をするかが常に頭を悩ませるところですが、少なくとも社員を資産と考え、社員の家族をも幸せするという気持ちにもなったりします。もちろん私腹をこやす経営陣もいますが、それはそれとして、黒字で悪いはずはないのです。赤字続きの人とあうと、不調の原因の理由として、5年前も、3年前も、昨年も同じことを挙げていたりします。世の中は日々日々変化しているのに、そこだけ時間がとまったかのようです。何もしない時間も、内部留保はなくなり、労働組合からの突き上げが厳しくなり、自社ビルを売却したり、というのがかつていた会社の現実でした。そんな経験をすることはやっぱり人生にとってマイナスだと思うのです。

まとめ

この事業はいける!と思っても必ずしも成功するとは限らないし、赤字になることだって十分考えられます。節税対策は別として、赤字想定で事業をスタートさせる人はいないにもかかわらずです。ウチのような小さな事業体でもホントにやることは大きいなと思います。人が増えれば人のマネジメント力も問われます。どこを目指して、どんな投資が適切なのか、黒字の成功体験をいかに作れるか、考えることはホントつきないなと思うのです。

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〜小規模事業の集中と分散の極意〜

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