【中古車売却】買取業者の思惑を深堀りする

GW中も相場は動いていて、堅調に推移していました。これがいつまで続くか、ということですね。円安にとって輸入品が高くなることは消費者にとって好ましいことではないこともあります。なんでも程度問題ですが、円安の推移、相場の高値安定も異常事態と思っておいたほうがよさそうです。

相場の算出根拠を知る

そうなると、相場の推移をどのように把握するか?という問題がでてきます。我々でも難しい問題です。よく「相場180万円の車が210万円で売れた」という宣伝文句がありますが、相場ははっきりした数字ではなく、人の見方によって変わりますし、だいたい165〜175万のように幅をもって把握するのが普通です。180万円と決められる要因はないのです。となると、この宣伝文句の信憑性がそもそもどうなのか?ということになります。相場はあくまでも、過去の落札事例から、同程度の車が今オークションでどれぐらいの金額で売れているか、を見ているので必然的に幅がでるのです。

お客さんがいるから高く買い取れるのか?

また買取時のセールストークで、「すでにお客さんがいるので高く買い取れます」というのはほぼほぼ嘘だと思っています。「お客さんがいる」のは事実かもしれませんが、それを理由として、どれだけ上乗せできているのか?を明言できる業者はいないからです。お客さんがいれば、いくら?いなければいくら?と、気になる人は聞いてみましょう^^

販売しているから高く買い取れるのか?

「販売している店舗だから高く買い取ってもらえる」のも正しくない判断だと思います。販売のリスクは業者にとってはかなりあるものです。つまりいつ売れるかわからないリスクです。1ヶ月後かもしれないし、3ヶ月後かもしれない、半年経っても売れず、値下げしなければならないなどなど、販売店にしてみれば当たり前のことではありますが、そういうリスクを抱えているわけです。しかも販売できなければ、キャッシュフローが悪くなります。そういうことを考えると、「販売しているから高く買い取ってもらえる」のもどうなのかなと思います。お客さんが納得すれば何でもよい、というわけでもないでしょう、と思うのです。



売る側の本気度がないと本気を出さないのが業者の本音

業者は売る気がない人には、本気の金額を出すことはしたがらないものです。「どうせその金額を踏み台にするだけでしょ」と思っているからだし、安めに言っておけば、次の交渉がしやすくなります。そういう業者の心理に配慮することが最終的に有利に交渉ができる秘訣だと思っています。僕はすぐに売却しないお客様とコミュニケーションをし続けて、信頼関係を築くのが好きなパターンですけど、そんなこと大きな会社にはできないことなのでしょう。ノルマがあるし、ノルマに紐づいた自分の給与体系があるわけですし^^

まとめ

どんな取引でも商売は相手のあることなので、その気持ちにちょっと寄り添えば、結果も大きく変わってきます。先日査定させてもらったお客さんは、自身も営業マンだと言っていて、それはそれは業者を前向きにさせるのが上手でした。10社呼んだからといって、その労働に比した結果がでるとも思えません。地元でやっている、小さな買取業者にはやり方があるなとつくづく感じます。メディアにもSNSにもない肌感覚を身につけることはこの仕事の面白さなのです。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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