再販価値をどこまで意識して車を買うべきか

昨日は、転売の話をしましたが、転売はしなくても、リセールバリューを気にする人は増えた気がします。「どうせ乗るんだったらお得に乗りたい」ということでしょうか。乗る車に強いこだわりがなければ、リセールバリューがよい車にのったほうがたしかにいいなと思います。他方で好きな車を新車で買って、初めての車検の前の手放す、ということを繰り返している人もいます。好きな車が多いということと、もちろんリセールバリューを意識してのことです。

中古車高騰で高まる買い替え需要

新車とは言わず、比較的新しい年式の車を買って、数年乗って、売るみたいな人もいます。こういう動きは、かつてからあったものの、この数年の新車生産のストップ、コロナでの車需要拡大、円安による輸出車両の値上がりなどの要因で、中古車が高騰したことが、買い替えの意識を強くさせたとも言えるでしょう。友人は、生産が限定されている車を注文することができたものの納車が納車が秋ぐらいになりそう、との見込みですが1ヶ月ぐらい前に今乗っている車を売っていました。「想像よりめちゃくちゃ高かったから」というのがその理由です。納車までつなぎの車を買ったとしても、十分採算がある、感じらしいです。新車への買い替えを後押ししているのは、「残価設定型ローン」が浸透してきたこともあると思っています。



「高く買ったから高く売りたい」の心理は

この状況が続くことはよくも悪くもあります。よい面はもちろん売り買いが活発になること。今年のオークションの相場は落札価格、落札率ともに昨年よりよいものになっています。現場にて、「今年は高い」と思うことが多いです。売るときに高ければ次の買う時にも高いですが、次の車を売るときはどうなっているかわかりません。ただ、新車を買えばその金額は決められているので、その意識は弱まります。中古から新車へ、という人はこの意識の流れなのでしょうか。

まとめ

新車の供給状況や相場の変動で、買い替えの意識もかわり、手に入れ方の選択肢も増えました。買い方研究みたいなことをしている人が多いなと思います。それはそれでこちらも学ぶこともあります。ただ、あまり損得にこだわると面白みが半減するとは思っていますが。乗りたい車に乗る、でいいとも思っています。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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