【車売却】一括査定サイト利用者が考えるべきマナーとは

先日のある方のエピソードです。車の買取業はいろんな人たちに出会います。査定という短い間でその人たちとの信頼関係を築くのは難しいことでもあります。一括査定サイトみたいなサービスを使えば、出会いもご縁も関係なく、金額だけが全て、という人にも出会います。今日はその一例を紹介します。業者が思うように動かない、まともな業者が少ないと、もし思ったりしてしたら、それはもしかしたら、このような経験をしているからかもしれない、とちょっと思ってもらえたら幸いです。

Xさんの商談経緯

ある人のエピソードです。僕が聞いたことをちょっとデフォルメして記述しています。要旨は変えていません。ある人(Xさん)は自分の車を売る時期が決まっていないのですが、とりあえずどんな金額が出るものかと思って、一括査定サイトを使って、6社呼んで査定をさせました。大量の電話に対応しながら、大手から小規模の買取店まで、同じ時間に呼んで査定をさせました。でも売る時期決まっていないので、露骨にやる気を出さない業者もいて、金額を出したのは3社でした。それも目安ですよ、という条件付きです。ちゃんと金額を出したのはA社でした。

A社をキープし、他社と交渉開始

しばらくして、売る時期がだいたい決まったので、再度一括査定サイトに登録をしました。再び電話の嵐です。でも高く売るためには仕方がない、と一生懸命に対応。いろんな業者と駆け引きには、最低⚪︎⚪︎万円を出す会社(A社)があることが前提になります。その会社には、その金額は今でも有効ですよね、と念を押してから他社との商談に入ります。

業者の心を読み取らないと

各社とやりとりをしていたら、「今決めてくれたら、プラス5万円出します」という会社(B社)がありました。でもそれは今決めてもらえわないと困る(1時間の猶予もない)、と言われます。それでも決心できずそれをA社に伝えます(その時点でB社との商談は終わっています。その場で決めなかったので)。期待する返事は、「じゃあ、うちは6万円プラスします」だったかもしれません。でもA社は「他で決めてもらっていいですよ」と言われお断りされます。

まともに付き合ってくれる会社が少ない

Xさんは、これはまずいと思い始めます。今残ってる会社は2社。売る時期を先にしたかったのですが、確約してくれるところがなくなり、ちょっと焦り始めます。今、なんとか繋ぎ止めている会社の中で、A社の金額プラス3万で買い取るという会社(C社)がありました。ほんとはもっと交渉を長引かせて、高値を引き出しかったのでしょうけれど、そこはうまくいかず、結局そこに決めることにしました。簡単に書いただけでもこんなに経緯があります。金額を出さないで帰った業者を含めれば大変な電話量だったと想像します。

まとめ

ポイントは、A社の金額ベースとしてその金額を他の業者に伝えているところです。おそらくXさんからしたら、単なる踏み台にしか思っていないはずです。ただ、A社の営業マンの心境はいかに?と思ってしまいます。それなのに、その金額はいつまで有効ですか、などと聞いてくるのです。サイトを使えば買取業はいくらでも見つかります。ただ、使う側にもマナーが必要なのではないかとも思うのです。私はその話を聞いて、A社の担当者にめちゃくちゃ同情しました。Xさんが上乗せできた3万円は大きな金額ですが、失ったものも大きいと思っています。皆さんはどうお考えでしょうか?

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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