新規事業を考える。お客さまは新規なのか、既存なのか
新しい事業を始めるときに、既存のお客さんに新しい事業を紹介できるのは少し楽になるかもしれません。というか、既存のお客さんが必要としていることを事業化すべきだとも言えます。ただ、会社員をやめて独立しようとすると、会社員時代のお客さんに使ってもらえれうような事業であえれば別ですが、お客さんがいないのが通例です。事業とお客さんとの関係で言えば、以下の4パターンがあります。
事業とお客さんの関係4パターン
(1)新規事業✕新規客 (2)新規事業✕既存客 (3)既存事業✕新規客 (4)既存事業✕既存客
(4)はいわゆるリピーターさんです。かつて使ってみて良かったから再度利用してくれるお客さまです。通常の集客は(3)のイメージでしょうか。ただ、それまでの口コミや評判などの蓄積があります。それを利用しての新規集客です。既存事業の事業年数が長いほどこの蓄積が使えるのです。
脱サラの新規事業はやっぱりハードルが高い
(2)が冒頭で触れた、既存客に新規事業を紹介するケースです。事業をしていたら新しいニーズを感じ、それも事業にしてしまおうという発想です。いろんな投資は必要かもしれませんが、ニーズが見えている分、不安定感は少なくなるでしょう。会社経営の新規事業はこのケースが望ましいのかもしれません。FCに加盟しようとするケースには、(1)と(2)がありますが(1)のケースはハードルが上がります。つまり知っている人に使ってもらえるサービスのほうがよい、ということかもしれません。
事業の成否の判断は年単位で
会社員からの脱サラやFC加盟は(1)に該当するので、この関係で言えば、やっぱりハードルが高いと思います。もっとも足りないものは時間なのです。事業時間(=年数)が長ければ、周囲への認知度も高まったり、いろんなお客さんからの問い合わせが増えたりするのです。新規事業がうまく行ったかどうかは、年単位で見ないと判断つかないとは思います。数ヶ月で判断して、撤退を決めたとしても、事業はそういうものと思わないと何もやっても成功しない可能性が高いです。こんなにやっているのに、なんで結果が出ないのか、まだ努力が足りないのだなと素直に思えることがもっとも求められているマインドのような気がします。
まとめ
連休に入り、お盆休みには入っている会社が多いですね。会社員の方は、この時期に査定をという人も少なくないようです。むしろ車のことをゆっくり考える時間なのかもしれません。ウチの会社も6年目に入り、かつてのお客さまからの問い合わせをいただくことが増えました。ありがたいことですね。無形の資産を築いている気がします。
ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)
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