【買取物語Vol.48】令和4年 トヨタ ハイエース

ハイエースをご依頼いただいたのはYさん。リピーターさん、今まで5〜6台ぐらい買わせてもらっていて、たまに飲みに行って仕事の悩みを共有する関係になっている。昨年は自分の顧問税理士を紹介したりもした。今回は査定の場で、元請けから未払いになっている話を聞いた。結構な金額。しかも相手は故意に自己破産しようとしているのではないかと。詳細を聞かせてもらうと、仕事は資金の回収までが仕事だとつくづく思う。

オーナーさんの苦境を知って…

今回の車売却はその件と大きく関係している。本来売却予定のない車だっただけに、その調整に時間がかかった様子。気の毒としかいいようがないのだけど、事業はどこで落とし穴があるかわからないと思わされる。「さらにこういうときに限って、他の車も調子悪くなるんですよね」とも。こちらも精一杯のことをしなければと思って、まずは支払いを超速で行ってありがたいと言ってもらえたのはうれしい。その後も事態を報告してくれている。

体験談から学ぶこと

買取で仲良くなるお客さんは必然的にかどうかわからないけれど、個人事業主や小規模事業者が多い。査定の現場で聞く話を自分の状況に照らし合わせると、「あ〜やっぱり誰もが大変だよな」と思うし、自分が直面するハードルもそういう話を聞くことでたいしたことがないように思えるのだ。

まとめ

買取業はいろんな人たちと会える仕事。買取だけで終わらせるのはもったいないと思って、飲み会やら、朝会を企画している。その根底には、自分が学べるし、自分の経験も誰かの役に立れるかもしれないから、という思いがある。誰もが調子のいいときとそうでないときがあるし、長所も短所もある。それを気づかせてくれる関係が作れるのはこの仕事の予想外の喜びなのだ。

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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