【中古車市場】中古車の値段は輸出市場が相場を動かす理由

中古車の相場は、日本の需要だけで決まっていると思われがちです。しかし、実際の現場では
海外輸出の動きが大きく影響しています。その代表例が、パキスタンです。

日本からパキスタンへの中古車輸出台数

2025年、日本からパキスタンへの中古車輸出台数は48,398台。前年より21%増加しています。中古車輸出の中でも一定の存在感がある市場です。さらに特徴的なのは車種構成です。輸出される車の多くは

・軽自動車
・1.0Lクラスの小型車

です。

この2つのカテゴリーで全体の大半を占めています。つまり日本国内では比較的安い車でも海外では需要があるため相場を支えることがあります。

パキスタンの政策変更

しかし輸出市場にはもう一つ特徴があります。政策の影響を強く受けることです。2026年1月パキスタンは中古車輸入のルールを変更しました。この影響で輸出台数は

2025年1月
1,247台

2026年1月
296台

約76%減少

という急激な落ち込みが起きました。

平均価格も184万円→142万円と大きく下落しています。つまり輸入ルールが変わるだけで中古車相場が動くことがあるということです。

実際、オークションの現場でも

・ランドクルーザープラド
・ヤリス

など一部の輸出向け車種で相場の動きが確認されています。

まとめ

中古車の値段は

・日本の需要
・オークション
・輸出市場

この3つで決まっています。そのため買取の現場では国内ニュースだけでなく「海外の輸入政策」もチェックしています。中古車は「日本の商品」でありながら「世界で価格が決まる商品」でもあるのです。

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