【世界から見る中古車市場①】なぜUAEは日本の中古車を買うのか?
なぜUAEは日本の中古車を買うのか?
中古車相場を見ていると、「なぜこの車がこんな金額になるの?」と思うことがあります。
その答えは、日本の中だけを見ていてはわかりません。
中古車市場は、世界とつながっています。
UAEは日本中古車輸出の重要な国
日本から輸出される中古車の中で、UAE(アラブ首長国連邦)は長年トップクラスの輸出先です。
ランドクルーザーやレクサスLX、ハイエースなど、大型SUVや4WDの人気も高く、日本の中古車相場を支える存在の一つになっています。
なぜUAEでは大型SUVが人気なのか
日本では燃費や取り回しの良さが重視されます。
一方、UAEでは砂漠、高温、多人数での移動、長距離走行など、日本とはまったく違う環境があります。
暮らしが違えば、求められる車も違う。市場とは、その土地の生活そのものを映しているのです。
UAEは「ゴール」ではなく世界へのハブ
UAEは、日本の中古車の「ゴール」ではありません。世界への「ハブ(中継地)」です。
日本からドバイへ運ばれた車は、そのままUAEで使われるものもあります。
一方で、ドバイ港を経由してアフリカや中東各国へ再輸出される車も少なくありません。
つまり、UAEの需要を見ることは、その先にある世界の需要を見ることでもあるのです。
だからUAEの動きは、その先にある多くの国の需要まで含めて、日本の中古車相場に影響を与えているのです。
相場は日本だけでは決まらない
オークションでランドクルーザーやハイエースが高値になると、
「人気だから。」で終わらせてしまいがちです。
でも、その背景には世界中の需要があります。
中古車相場は、日本国内だけで決まるものではありません。
市場を見るとは、世界を見ること
私は毎週オークションを見ています。
でも本当に見ているのは価格だけではありません。
その価格を動かしている世界の動きです。世界を見れば、その国の暮らしが見える。
暮らしを見れば、一人ひとりの判断が見えてくる。
中古車相場とは、そんな世界中の人たちの選択が積み重なってできている市場なのです。
まとめ
中古車相場は、日本だけでは決まりません。世界の需要、物流、為替、そして人々の暮らし。
世界を知ると、日本の中古車市場が立体的に見えてきます。
このシリーズでは、世界各国から中古車市場を読み解いていきます。
次回予告
世界地図で見る中古車市場②
「タンザニアでランドクルーザーが人気な理由」
~日本の中古車がアフリカで選ばれる背景~













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