将来を夢見るときに手放すべき短絡的思考

自分の欲望だけを叶えようとすると、必ず、「今ほしい」「自分がほしい」「お金がほしい」という思考になる。簡単に言えば、「今、自分はお金がほしい」ということ。これの欲望を否定することはなかなか難しいからこそ、経営者の勉強会などでもさかんに言われていることなのだ。この思考から脱却するにはそれ相当の学びが必要ということだ。

結果商売という言葉が意味するもの

「結果商売」という言葉がある。自分は「自分が何かをやった結果として商売させてもらえる」という意味だと理解している。入ってくるお金が少なければ、それ以前に自分が何をやったのかを考えよ、ということだ。今あるのは過去の積み重ねでしかないのに、(稼げない)人は人が稼いでいる姿を見て、短絡的に夢をもち、希望をもつ。結果は推して知るべし。あいつの言っていることはテキトーだ、と言った不満を撒き散らすけれど、何もかわらない。数ヶ月前にあった人はこの典型だった。

また、稼げない人は、人のために、とか利他のために、という気持ちが少なすぎる。自分もそんなにできたわけではないけれど、常々何ができるかを考える習慣ができれば、そんな簡単に怒りもわかなくなる。その原因はどこにあるのだろうか。そのベクトルは常に自分に向けなければと思っている。

また無形資産みたいなことに価値を見出さないのも稼げない人たちの特徴のひとつ。出会いとかご縁を大事にしたところで、今、すぐお金が入ってくるわけではないからこそそこに無関心なのだけど、本当はそれこそが事業を継続させてくれる大きな資産なのだ。そんな大事なことを見えなくさせてしまう思考なのだ。この思考が習慣になれば事業は絶対に上向きになる。それは数多いる経営者の成功談を読めばわかることなのだ。

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