【中古車市場】成約率ランキングから見える中古車市場の変化

毎週、中古車オークションのデータを見ていますが、相場以上に面白い指標があります。
それが「成約率」です。成約率とは、出品された車がどれくらい売れたか。
つまり、「今、市場が欲しがっている車」を見る指標でもあります。

今週の成約率上昇ランキング

1位 ベンツEクラス
2位 ノートオーラ
3位 レガシィB4
4位 ベンツCクラス
5位 マーチ
6位 NV350キャラバン
7位 RAV4ハイブリッド
8位 パジェロミニ
9位 タンクカスタム
10位 BMW5シリーズ

(6/16 ユーストカーハイパー 中古車相場動向より)

なぜ成約率を見るのか

中古車市場では、相場が高い車=人気車とは限りません。
高すぎて売れないこともある。
逆に、相場が大きく動いていなくても、
急に売れ始める車もある。

成約率は、「実際に買われているか」
を示す数字です。だから市場の温度感が見えます。

ランキングから見えること

今回のランキングを見ると、
いくつかの特徴があります。

まず輸入車。

ベンツEクラス、
ベンツCクラス、
BMW5シリーズ。

比較的高額帯の車が入っています。
富裕層需要が一定数あることを感じます。

一方で、
マーチ
パジェロミニ
NV350キャラバン
といった実用車も入っている。
こちらは輸出や商用需要の影響も考えられます。

そしてRAV4ハイブリッド。
SUV人気の強さは相変わらずです。

ランキングを見るときの注意点

ただし、このランキングだけで
「この車が高く売れる」とは言えません。

成約率と相場は別物だからです。
重要なのは、市場がどの方向に動いているか。
売れやすくなっているのか。
売れにくくなっているのか。
そうした変化を観測することです。

相場を見るより市場を見る

車の査定では、
目の前の金額だけに注目しがちです。
でも本当に大事なのは、
市場がどちらを向いているのか。

成約率は、
その変化を教えてくれる数字のひとつです。

私は毎週こうした数字を見ながら、
「何が変わって、何が変わっていないのか」
を観測しています。
相場を当てるためではありません。
変化を見逃さないためです。

まとめ

相場の確認は、私にとって観測装置のようなものです。
一度見るだけでは見えないことも、
見続けることで点が線につながる瞬間があります。
市場が何を求めているのか。
何が変わり、何が変わっていないのか。そうした変化を観測しながら、
これからもお客様にとっての適正価格と判断基準をお届けしていきたいと思います。

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