【飲食事業】ハッピーアワーについて考えてみた

昨日、お客さん(Nさん)から昼前に連絡がありました。「今、何してんの〜?」。Nさんは一括査定でお会いしたときに、話が盛り上がって、「こっちに引っ越して来たばかりだから、お友達になってもらおう」と言っていただいた方なのです。ほんとなのか?と思いながらも、その後、土曜日の朝電話かかってきて、ちょっと時間ある?と言って、お気に入りの車でやってきました。車の目の前にしてアイスコーヒー飲みながらちょっとお話。その後ウチのお店でランチをしてもらったり。ちなみに査定した車はまだお乗りになられています。

昨日もそのパターンでした。「ちょうど昼ごろお店に行くんですけど〜」というと「あ、じゃそこでご飯食べようか」となりました。一緒にランチしながら、「今度、近くの飲み屋のハッピーアワーで飲もうよ」と言ってくださいました。ありがたいことですが、「ハッピーアワーって、飲食店経営者からすると、ちょっと複雑なんですよね」とお伝えしました。「え?」という表情をしていたので、その理由をお伝えしました。

夕方の時間帯に飲み物を安くして入店してもらいたい気持ちは、経営者であればだれもが持つ思いだと思います。ドリンクを安くしても、フードを頼んでもらえれば、という気持ちです。ただ、「生ビール一杯100円」「1時間1000円飲み放題」などの安さに惹かれてきた人たちを相手にする現場は大変だなと思うし、そんな金額でクオリティは期待できないと思うのです。それを知ってしまうと、そこで行く気になれないのです。大事な人との時間であれば、なおさらです。

自分としては、自分の気に入ったお店・通常の値段でも行きたいと思えるお店に行きたいと思うし、自分のところもそういう店作りをしたいと思うのです。そういうことをお伝えしました。それを理解していただいたかどうかわかりません。が、今後Nさんが、自分をハッピーアワーに誘うことはないと思うのです。それで離れていったらそれまでの関係だと思います。

まとめ

金額で選ぶと金額で返ってきます。ちょっとしか払わなければそれなりのものしか返ってこないという意味です。それをこの仕事で知ったことは本当に大きいなと思います。かつての自分であれば、「ハッピーアワーいいですねー、どこにします?」って言っていたと思いますが、この人とゆっくり時間を楽しみたいと思う人でなければ、一緒に飲む意味はない、ぐらいに思っているので、その舞台として安売りの舞台はどうなのだろうかと思ったりもします。そのあたりの価値観は人それぞれなので、Nさんからお誘いいただいたことには感謝だと思っています^^

ハッピーカーズ大田田園調布店/有限会社ソーシャルキャピタル 吉田(07054555708)

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〜小規模事業の集中と分散の極意〜

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