いつ買取業者を呼ぶべきなのか?

買取業者に査定をしてほしいオーナーさんには、時期的な分類として3つあると思っている。

①今すぐ売りたい ②そのうち(2〜3ヶ月)売りたい ③これから売ることを考える。

①のオーナーさんは次の車が納車日が決まっていたり、車検ギリギリまで乗ることが決まっている人たちだ。②は納車日が2〜3ヶ月先だけど相場感を知りたいという人たち。③は具体的に売ることは決まっていないけれど今の目安をしって新車の購入計画を考えたい人たちだ。

業者は①の人たちが大好きだ。すぐに売ってもらえれば今月に成績につながるし、歩合制の給与体系にも加算される。売ることが決まらないと査定しない業者もいる。②は業者の勢いは少し弱まる。「そんな先だと、相場が読めないので。相場は1日1日変わっているし」などといい、「売ることが決まったら連絡ください」と言ったりもする。結局①の状態でないと査定額は出さないのが普通。③などまともに数字がでないと思っていい。いつになるかわからない人にベストプライスを出す必要はないよね、というのが業者側の思惑だと思う。

ただ、そんななのどうでもいいじゃん、と思う。①でも②で③でもお役に立てるのであれば、キチンと対応すべきだと思っているし、自分は②とか③とかのパターンが好きだったりする。今月も8月の暑いときに査定をさせてもらった人の車を引き取らせてもらった。やりとりを重ねていくうちにお互いがお互いのことを知る機会が増える。電話やメールで人柄がわかったりするものだ。これが安心感につながる。

「今すぐお金になる人」をお客さんにしたいのはどの業種・業者でも同じことかもしれない。ただうまく行っている業者ほど中長期的に考えるものなのだ。

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