【買取物語Vol.27】平成19年　トヨタ　エスティマ

どんな車を買い取らせてもらって、どんなエピーソードがあったかをお伝えする【買取物語】シリーズ。少しずつ更新していますが、いろんな人たちに見ていただているみたいです。

ワンオーナー15年乗り続けた車

近所のお住まいのKさんからの依頼でした。電話でのやり取りから丁寧な人だなという印象でした。電話から印象はつくられるわけで、ふだん何気なく架けているしまっているのであれば改めて意識が必要だなと思わされます。「もう一台あるので、この車は売ることにします、平成19年に新車で買って、いろいろ思い出もあるのですが」と。査定をさせていただいたら、金額にちょっと納得がいかなかったようで、「一括査定サイトでもちょっとやってみます」とお話いただいきました。こういうことを言える方ってホント少ないのです。

思ったより査定金額が安かったときにすべきこと

予想外の金額が出てしまった場合の対応としては、ほかを当たることになりますが、そこでよりよい金額が出た場合、もう連絡すらもしない、という人もいます。こちらから電話をかけると着信拒否になっていることもあったり。人の欲（と自分の欲）に絡んで、金額の多寡だけで一方的に連絡をしなくなるのはどうかと思います。営業の仕事なので、断られることも仕事のうちですが、一度お会いした方に拒否されると「なんだかな」と思います。フランチャイズの説明会でお会いしたことにも同じようなことをする人がいますが、反面教師的にいろいろ学べる仕事でもあります。

再度、お話する機会を作っていただき

Kさんからは一括査定で登録した業者の査定が終わったあと連絡をいただきました。金額を伝えてもらったのですが、自分はそこまでは出せない、とお伝えして、こちらの金額を再度伝えたところ、「じゃあ、それでお願いします」ということになりました。Kさんの最寄り駅近くに自分もかつて住んでいたこともあって、引取の際にも地元ネタや趣味のランニングの話などをして、引き取らせていただきました。

まとめ

買い取らせてもらうものの、この「買取物語」のシリーズに書くかどうかは自分の感情によります。高い車だけ載せて、安い車は載せない、みたいな基準は車屋さんにありがちですが、自分にはまったくそんな考えはありません。どんな取引をさせていただいたか？お互いの関係性の努力によって決まるものです。関係性が作れた方とのエピーソードは残しておきたというのがこのコーナーの趣旨なのです。

ハッピーカーズ大田田園調布店／有限会社ソーシャルキャピタル　吉田（07054555708）

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