人の人生に関心を向ける意味

車と関係ない話題。出版の仕事をしていたときに、本を書きたい人ががどんなテーマで書くべきか、で迷っている人と話をしているときに、必ずその人の人生を振り返ることにしていた。その人の今に至るまでを聞かせてもらえると書くべきテーマが見えてきた。仕事だけからは判断しないようにしていたし、自分自身がマーケティングのコンサルティングを受けたときに、自分の過去を最低30枚(A4)以上書いたものをコンサル生同志が読んでフィードバックしあうみたいなことをやったこともあり、時系列的にその人を見る習慣がついているのかもしれないと思う。加盟説明会のヒアリングのときにもその人を過去を話題にする。その過去に応じて説明内容を変える。同じ説明をするのだったら、動画でも見てもらえばいいのだから、その人向けの説明会に意味があると思っている。

人の人生を聞くといえば、このYou Tubeチャンネル↓がめちゃくちゃおもしろい。このチャンネルを知ったときにはかなりの時間を費やして、見まくった。かつて自分も取材側にいただけに、インタビュアーがどんな質問をするか、話の流れからどんなテーマを深掘りしようとしているのか、そもそもどうやってインタビュイーを探しているのか、この番組の今後の展望などなどなど気になることが多い。それにしても、この「街録」という新しい言葉を作って、このチャンネルのコンセプトにしたのは、小規模事業のメディア形態としてはホントによくできていると思う。外での収録、編集もスタッフも(おそらく謝礼も?)最小限。マスコミの反対を行くけれど、影響力は同等がそれ以上とも言える。新しいメディアだと本当に思う。このチャンネルから勇気や刺激をもらった人も多いだろうし、既存メディアでは得られない感覚があると思っている。最初から迷いなく進んだわけではないと思う。やり続けたからこそ見える境地なのだと思う。

街録ch〜あなたの人生、教えてください〜

https://www.youtube.com/@gairokuch

自分らしく生きる、自分は自分、と思っていてもなんだかんだ言って人の人生は気になるものだ。自分の人生に満足だからと言って人に興味がないはずなどない。誰だって人に囲まれて生活をしているのだから。というか、もっともっと興味を持っていいと思う。その好奇心は日常会話でも使えるし、会社で隣に座っている人にだって、仕事の取引先にだって、営業先にだって、いかされる力、身につける力なのだ。

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