【車売却】なぜ私は「市場を見る人」でありたいのか
車の買取というと、多くの人は「いくらで買うか」が仕事だと思うかもしれません。
もちろん、査定額をお伝えすることは大切な仕事です。
でも、私が本当に向き合っているのは、金額そのものではありません。
市場です。
相場は「価格」ではなく「市場」の結果
「この車はいくらですか?」
査定ではよくいただく質問です。
しかし、その金額は誰か一人が決めているわけではありません。
国内で欲しい人がいる。
海外で必要としている人がいる。
為替が動く。
物流が変わる。
新車の納期が変わる。
世界情勢が変わる。
そのすべてが重なった結果として、相場が生まれます。
つまり、相場とは「価格」ではなく、「市場」の結果なのです。
同じ車でも、見え方は変わる
最近も興味深いことがありました。
約30年前のCR-Vがオークションで非常に多くの応札を集めていました。
日本では「古い車」という印象かもしれません。
しかし海外では、
・シンプルなガソリンエンジン
・4WD
・日本車
・部品の供給が期待できる
という理由で、今でも必要とされることがあります。
逆に、新しい車だから必ず高いわけでもありません。
市場は「新しいか古いか」ではなく、「今、誰が必要としているか」を見ています。
情報よりも、「見方」を届けたい
最近のSNSでは、
「今が売り時です。」
「この車は高く売れます。」
そんな情報をよく見かけます。
もちろん、それも大切です。
でも、それだけでは次の判断にはつながりません。
私は、情報そのものよりも、
「なぜそうなるのか」を伝えたいと思っています。
なぜ、この車は高いのか。
なぜ、この車は下がったのか。
なぜ、このタイミングなのか。
背景が分かれば、車が変わっても、自分で判断できるようになります。
判断基準を届ける仕事
私が目指しているのは、「一番高く買う買取店」ではありません。
目指しているのは、
「判断基準を届ける買取店」
です。
高額査定という言葉だけで判断しない。
「今日だけ」という営業トークだけで決めない。
市場を知り、根拠を知り、自分で納得して判断する。
そのお手伝いをすることが、私の役割だと思っています。
市場を見る人でありたい
車の市場を見ていると、毎日のように新しい発見があります。
輸出の動き。
為替。
オークション。
世界情勢。
人の心理。
どれも価格につながっています。
だから私は、価格だけを追うのではなく、市場そのものを見続けたい。
そして、その市場から見えてきたことを、できるだけ分かりやすく発信していきたいと思っています。
「情報を届ける」のではなく、「市場の見方を届ける」。
それが、このブログで一番伝えたいことです。
最後に
車を売ることは、多くの人にとって人生で何度もある経験ではありません。
だからこそ、営業トークではなく、判断基準が必要です。
このブログでは、これからも現場で見た市場の動きや、その背景を発信していきます。
車を高く売るためだけではなく、
自分で納得して判断できる人が、一人でも増えること。
それが、私が発信を続ける理由です。












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