【買取物語Vol.1】平成9年 オデッセイ(RA1)
先日、引き取らせていただいたクルマは平成9年のオデッセイ(RA1)だった。ワンオーナーはめずらしい。26年乗り続けたことになる。これだけ愛着のあるクルマを引き取らせてもらうのは緊張する。ペイントはあせているところもあり、走行距離は20万キロを超え、後部に修復歴があり、経済的価値は高くないものの、オーナーさんのそれまでの思いを強く感じるからだ。引取時にはオーナーさん、奥様、息子さまに見送っていただいた。思い出が詰まっているはず。次に買われたクルマも平成26年のオデッセイだった。ファンはこうやって作られていく。
このクルマは平成6年に発売された。当時にとっては斬新なデザイン。定員は7人でワンボックスカーとセダンのいいところを併せ持った新しいコンセプトだと思った。オデッセイは何台も引き取りさせていただいているけど、さすがにRA1を見る機会は少なくなった。昨今はこのクルマの触媒が人気、高値で取引されている模様。昨年の秋ごろは異常だった。2021年に生産中止が発表されたけど、こんなニュースも出ている。
なぜホンダ「オデッセイ」復活? 「最上級ミニバン」一度消滅したはず… 2023年登場の理由とは
昨日は、陸運局で3台分の名義変更のあと、オークション会場へ2往復。夕方はいつものお客さんと商談、軽バンを買っていただくことに。長いお付き合い。夜はオンライン説明会。よい1日。
2023-10-18 by
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