創業105年の和菓子屋さんに学んだこと

先日、創業105年を迎える和菓子屋さんの四代目とお会いする機会がありました。
大正10年創業。

お店の商品は「鯱もなか(しゃちもなか)」。
名古屋では有名なお菓子です。
商品ももちろん素晴らしいのですが、私が興味を持ったのは別のことでした。
「105年間、どうやって事業を続けてきたのだろう」
ということです。

100年の間に起きた変化

考えてみると、この100年の間には、

関東大震災
戦争
高度経済成長
バブル崩壊
リーマンショック
コロナ禍

など、数え切れないほどの変化がありました。


のたびに経営者は判断を迫られたはずです。

何を変えるのか。
何を守るのか。
その積み重ねが105年という時間を作ったのだと思います。

事業は毎日判断の連続

私は車買取の仕事をしています。
査定の現場でも日々判断があります。
今も近所の方のジムニーを見てきたところです。
そのときにでた話しではありますが、

相場が下がった。
他社が高い金額を提示している。
お客様が迷っている。
そのときに大切なのは、目先の数字だけではありません。
「どんな基準で判断するか」
です。

判断基準が事業の未来を決める

高く買うことだけを目的にすると、無理が生じます。
契約を急がせたり、後から減額したり、相手の不安を利用したり。
でも私はそういうやり方をしたくありません。
さきほどのお客さんにも「相場はそんなに変わらないし、常に相談してもらっていいです」
とお話してきました。
後悔しない売却をしていただく。そのために判断基準を発信し続けています。

受け継がれるのは技術だけではない

創業105年の和菓子屋さんを見て改めて思いました。
事業は商品で続くのではない。判断基準で続く。

初代が持っていた考え方が、
二代目へ、
三代目へ、
四代目へ受け継がれていく。
だから長く続く。

自分は何を大切にするのか

売上や利益はもちろん大事です。でも、それ以上に大事なのは、
「自分は何を大切にして事業をするのか」
という基準なのかもしれません。

100年企業なることは至難ですが、自分も次の世代に誇れる判断基準を残せる経営者でありたいと思います。

まとめ

創業105年の和菓子屋さんとの出会いから、改めて感じたことがあります。
事業は習慣で作られる。習慣は判断基準で作られる。
目の前の売上や利益だけでなく、どんな基準で判断するのか。
その積み重ねが、10年、20年、そして100年続く事業を作るのだと思います。

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